Monday, February 28, 2011

寄席から学ぶParty考察

先日落語が見たいと思い立ち、浅草にある寄席(浅草演芸ホール)に遊びに行ってきました。




寄席に行くのは3回目なんですが、やはり何回行っても面白い。

最初っから最後まで笑い笑い笑いwww

 『おぉ!!!』と、うなる部分も多い多い♪

【話芸】のプロの方々なので非常に勉強になります。

噺家さん(落語をしている人)たちは、その日その日の観客の様子や舞台の雰囲気、気分で話す内容を決めているので、事前に出演者はわかるけど、どんな噺(はなし)をするのかはその場になってみないとわからない。まさにLIVE。

プログラム(番組)は【昼の部】と【夜の部】の一日ニ回公演。

昼の部は11時40分〜4時30分、夜の部は4時40分〜9時までとなっていて、入り口で木戸銭(入場料)¥2,500-を払えば、いつまでも居ることができます。

講談、漫才、漫談、音曲、手品、曲芸など、バラエティーに富んだ番組(プログラム)になっていて、前座の落語から始まり、漫才や手品などの色物と呼ばれる演芸と、二つ目(真打ちの一歩手前)の落語がテンポよく進んでいき、最後に真打ち(ゲストDJみたいな感じですかね)が登場します。





出演者の持ち時間は大体15分くらいですが、テンポよくどんどん進んでいくので時間があっとゆう間に過ぎていきます。

この流れもまた実に素晴らしく、前後の出演者同士がいじったり、いじられたりと巧みなリレーで会場のテンションをキープしながら紡いでいきます。

目の前にいるお客さんをいじったりして、観覧席とのキャッチボールで場内の雰囲気が創られていくので、グイグイと世界に引き込まれてしまいます。

各出演者が自分の役割を理解し、持ち味をいかしながら、じょじょに会場をビルドアップしていきます。気づくと肩までどっぷりぬるま湯に浸かっています。

あっとゆう間に時間は流れ、オオトリの真打ちの登場!!!この日は【三遊亭 笑遊】師匠





場内は完全に出来上がっているなか、お客さんとの対話からスタートし、客席のおじじ、おばばどもを完全にロック♪
(この時には平日にもかかわらず立ち見が続出していました)

喋り、動きに抑揚をつけ物語をどんどん展開させていきます。

噺(はなし)も中盤くらいまでになると多少聴き取れなくても(場内爆笑過ぎて聞こえない)、師匠が言葉を発するだけでおもしろい。みたいな雰囲気になってます。

最後にはほぼスタンディングオベーション状態で幕引き(といってもおじじ、おばばが中心なので立てはしない)

TVで笑点みてても絶対に笑わないようなことでも、その場にいるとおもしろくて笑えてしまいますwww

落語は元々好きだけど、やはり生で観るのは別格だ。

そして、このオオトリまでの流れと会場の雰囲気造りが本当に素晴らしかった。
素晴らしいお勉強をさせていただきました。

また遊びにいきたい♪

本日はこのあたりでおひらきにさせていただきます。



おまけ



教育はいまや社会システムを予行演習する「社会貢献のための予科練」に堕している。
-中島らも-

作家、コピーライター、ミュージシャン、役者。

様々な肩書きを持ち、誰にも真似できるわけがない人生を送り、52歳という若さで 生涯を終えた。

大量のアルコール、ドラッグを浴び、多量の文章を排出した。

2004年7月26日、酔っ払ってバーからの階段を転げ落ちた際に頭を打ちつけ、病院へ搬送、そのまま脳挫傷などにより死去。

冥界で「らも教」の教祖(狂素)、ダライ・ラモになられた。

愛すべき奇才

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